味噌煮込みうどん

 今日は味噌煮込みうどんを食べた。

 食卓にいくとコンロの火に乗った鍋がぐつぐつ煮え立っていた。味噌の染みたスープと揚げ、ネギ、白菜、うどんから湯気が天井に届くほど立ちのぼっている。

 席について、まずお茶を入れた。一口飲む。それから取り皿に煮えた具材を入れていき、あとからスープを注いで具材を沈ませる。

 鍋の湯気と比べると小さいけれど、もうもうと勢いのある湯気が立っている。

 うどんをふうふうしてから啜る。最後啜るとき、麺が揺れて汁が飛んだ。服の袖に一滴二滴かかった。

 揚げを食べると口の中に味噌の出汁が染み渡る。ネギと白菜はしゃきしゃきとした食感を与えてくれる。

 ごはんがほしくなって茶碗に半分炊き立ての白米をよそった。こちらの湯気も味噌煮込みうどんに負けないぐらい揺れながら立ちのぼっていた。

 ごはんの上に具材を乗せ味噌を染み込ませてから頬張ると、また格別においしい。

 うどんと合わせて2杯ぶんは食べたかも。

 味噌の暖かさが冷たい体に染み渡る、そんな晩食。

 

 

※書いてて思ったけど、ごはんをよそうなのか、よそるなのかわからなくなって調べてみた。どうやら両方正しいらしい。

 でも1000年以上も前から使われているのは、よそう、のほうだった。

 意味は食事の支度をする、整える。

 そこから食べ物を食器に盛るという意味に変わったそう。

あと、よそうとよそるのほかにも、ごはんを盛る、ごはんをつぐなんて表現もあるみたいだけど、地方によって優劣があるみたい。